大阪市立大学大学院 生活科学研究科
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研究室について
 食品成分の未知なる力とはーそれは、病態改善や疾病予防という私達が健康長寿をめざすために最も重要であり、必要不可欠なもの。 
 食品中に含まれる物質は、生体内で分解され、栄養素として生体構成成分の素材を補給するという役割と生命現象を営むうえに必要なエネルギーを供給するという役割を持っています。しかし、食品中にはこれらの役割以外に私たちの健康の維持に重要な役割を果たす不思議な成分が含まれています。
 「食と健康」は切っても切り離せないものです。一方では、過食による肥満、糖尿病、動脈硬化などの生活習慣病発症の原因ともなってしまいます。しかしながら、食品成分がもつ本来の機能を活かして私達の健康を維持することができます。
 このような生体機能調節因子の構造やその作用メカニズムを明らかにすることは、私たちの健康を増進させるために非常に重要なことです。
 では、一体どのようにして? そういう疑問を解明していくことが、私達にかせられた使命です。
 私達の研究室では、「食用植物成分および栄養素による生活習慣病予防機序の解明とその応用戦略に関する研究」について以下の研究テーマを掲げ、生化学的および免疫組織化学的手法を用いて探求しています。
 1.抗ガン作用および異物代謝機能の亢進作用を有する食品成分の検索とその作用メカニズムに関する研究
 2.炎症性肝疾患の発症機序の解明と予防効果を有する食品成分の検索とその作用メカニズムに関する研究
 3.肥満を抑制する食品成分の探索とその作用メカニズムに関する研究
 4.皮膚のアンチエイジング効果および創傷治癒促進作用を有する食品成分の探索とその作用メカニズムに
   関する研究
 5.神経変性疾患(アルツハイマー病、パーキンソン病)の予防効果を有する食品成分の探索とその作用メカニズムに
   関する研究
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